爪についての基本的なこと

爪の異常を見たときの基本
1.爪の伸びるスピード
・・・足の爪より手の爪のほうが伸びるスピードが速い(2倍)
・・・指ごとにも違う。親指の爪が早いことが多い
・・・年齢、季節などによっても変わるらしい。
2.変化のある爪の数
基本的には、1本の指の爪がおかしいときは、局所(その指だけ)に何か原因がある・・・普通が外からの刺激(絆創膏の使用なども含めて)。全部の指の爪がおかしければ、全身的な原因(飲んでる薬やかかっている病気の影響など)があるかもしれない。
1,2からどんなことが言えるか?
ウマガハシッテル
作品 ウマガハシッテル1984


爪は爪の根元の皮膚の下で作られます。関節と爪の根元の中間あたりのところです。ですから、爪が生まれて目に見えるまでには数mmは移動しないといけません。一番早い爪でも1日に0.1mmほどしか伸びませんから、爪に異常が確認できるまでには、早くても1-2ヶ月かかるということです。
それも、まず手の親指などに異常が出てから、他の指に広がります。足の爪に異常が出るのはさらに先ということになります。手の爪にだけ異常があるということが起きます。
2週間ほど高い熱を出して寝込んだ、入院した・・・そして元気になって退院した・・・しばらくたって、爪に横方向の溝が出てきた。心配して皮膚科に来る。爪の根元にはきれいな正常な爪が出てきている。 と、いうことが起きます。爪は健康状態の記録用紙であるといえます。かなり遅れて発刊されるニュース雑誌に例えてもいいかもしれません。
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