母斑(ぼはん) 母に責任はない
母斑(ぼはん)は一部の皮膚の生まれつきの異常・・・あざ、のようなもの・・・の意味です(医学的な定義にはいろいろあって、もっと複雑ですが、簡単に言えば)。 病名としては、 色素性母斑(黒:ほくろ)、扁平母斑(茶色:へんぺい … “母斑(ぼはん) 母に責任はない” の続きを読む
記事は皮膚科専門医が書いていますが、皮膚の悩みはぜひお近くの皮膚科専門医に相談してください。記事についての質問やコメント、希望するお題などがあればご連絡ください。(2007・3開始、2016・5当サイトへ移動)このクリニックは実在しません。
母斑(ぼはん)は一部の皮膚の生まれつきの異常・・・あざ、のようなもの・・・の意味です(医学的な定義にはいろいろあって、もっと複雑ですが、簡単に言えば)。 病名としては、 色素性母斑(黒:ほくろ)、扁平母斑(茶色:へんぺい … “母斑(ぼはん) 母に責任はない” の続きを読む
5月最終週に広島で皮膚科の学会としては最大の総会がありました。1日半しか出席できませんでしたので駆け足でポスターを見て歩きました。さすがに日本中から教育的な発表が集まっていました。いまさらですが私が感心した内容をまとめて … “2018年 日本皮膚科学会総会(広島) 勉強になったなぁ” の続きを読む
2007年にこのブログを始めた頃に書いたお題です。皮膚科はどこも混んでいます。長い時間お待たせすることも多いです。すいません。でも、お待ちいただだいている間に準備しておいてもらえるととても(私が)助かることがあります。 … “皮膚科にかかる前に準備しておいてもらうとありがたいこと” の続きを読む
まん丸の輪の形の赤い皮疹を見ることがあります。個人的な印象では、一番多いのは、白癬(首や胸、背中や臀部、股にできた水虫)です。首から背、お尻、太ももの付け根にできることが多いと思います。患者さんはほぼすべて高齢者です。今 … “輪(環状)になる皮膚病” の続きを読む
ある症状から原因を探し出すのが診断学です。その第一歩は「中毒」の除外から始めます。尊敬する北里大学名誉教授の西山茂夫先生のお言葉です。 熱が続いていて原因が?・・・飲んでいる薬剤による可能性はないか? 髪の毛が全体に急に … “お薬手帳” の続きを読む
製薬メーカーはたくさんの物質を作ってそれが治療薬になるかどうかスクリーニングを行い、動物実験をし、有効性と毒性をチェックし、次にヒトで試します。ほとんどすべての物質は目的とする役目を十分はたせないか、副作用の問題で日の目 … “副作用が主作用に” の続きを読む
今年の大ヒット「Let it go」が終わり、紅白歌合戦も中盤にさしかかりました。今年を簡単に振り返ります。 今年は鮭2匹を燻製に。
生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)にはいろいろな皮膚の変化がみられます。診断と治療を急ぐ必要のある症状はきわめてまれですが、やはり親御さんにとっては心配になりますね。ほとんどは入院している間か退院早期に(産科や小児科の先 … “生まれたばかりの赤ちゃんの頭に丸いはげがある” の続きを読む
今年も最後の日になりました。個人的なことを含め今年1年を振り返ります。 今年一番拍手をたくさんいただいた記事は、帯状疱疹は他人にうつるか?でした。 続いて、 拍手7が、酒さ様皮膚炎(3)と左肘から先がむくんだ(乳がんだっ … “2013年 大晦日” の続きを読む
いったいどんな種類の皮膚疾患をもった患者さんが皮膚科に良く来るのでしょうか? 過去の統計や個人的な感覚では、湿疹が半分強、次に水虫などの感染症が多い印象です。 昨年夏に日本皮膚科学会が集計した資料から(日本皮膚科学会雑誌 … “皮膚科にかかることが多い皮膚病ランキング” の続きを読む