インターネットで正しい医学情報を探すには?(2)

前の記事より続き・・・癌じゃなくて「にきび」だったらどうだろう?
google USAとJapan とYahoo Japanで、ヒット上位10件まで、試しに「にきび」(英語はacneとpimple)で調べてみました。
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前回の成功に気をよくして、今冬も生ハム作製開始 今回は3.6kgで

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インターネットで正しい医学情報を探すには?

今、早急に病気について知る必要がでてきたとき、まずはネットで検索することが多いと思います。昔よりよくなったとは言え、なかなか目的とする情報にたどり着くのは大変ですし、たどり着いたサイトの説明がどの程度信用できるのか?という問題があります。自分の専門とする領域であれば、ある程度評価できますが、不慣れな(ほとんどは不慣れだからネット検索を利用するわけですが)分野はどれが正しいのかよくわからなくなります。
東京大学の後藤 悌先生や事務局長の柳澤 昭浩先生達による「がん情報.net」で、そのサイトが信用できるかどうか判断するための指標が動画で公開されています。こちらです。
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Live in Seattle [CD, Import, from US, Live] Martin Hayes, 2-3ヶ月前NHK BSプレミアムで見た『旅のチカラ”バイオリンは歌い フィドルは踊る ~葉加瀬太郎 アイルランド~”』 があまりによかったので買ってみました。週末の夜にぴったりのアルバムです。

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痛み止めは何がいい

幕張にいます。ちょっと曇りがちですが穏やかな天気です。海には船がぽつんぽつんと見えてます。
さて、皮膚科を受診される患者さんの訴えの多くは「かゆみ」です。整形外科などと違って痛みを訴える方は比較的稀です。皮膚科で鎮痛剤を処方することが多いのは圧倒的に帯状疱疹の痛みでしょうか。
鎮痛剤(非ステロイド系抗炎症剤、NSAIDs)にはたくさんの種類があります。シェアはロキソニンが多いのではないでしょうか。でも以前からアセトアミノフェン(商品名:カロナール)が胃潰瘍の副作用が少なく、価格も安いことから欧米では中心的な薬剤として使用されていました。日本では保険で認められた使用量が非常に少なく、少ないため痛みに効かないという理由であまり使用されなかった経緯があります。
今年初めに4000mgという欧米と同じ量まで使用できるようになりました。私も以前から、飲み始めの量(健康な成人で)を1回600mg(300mgの錠剤2個)1日3-4回あたりで始めるようにしてました。痛みによく効くようです。1日300mg錠は1錠9.7円です。2個で約20円、1日4回飲んでも80円(実際の負担はさらに保険で1-3割になります)。
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オニグルミ  殻は厚く硬く、中身は少しですが、とてもよい風味のクルミです。外皮が朽ちるのを待ってます。

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