イミキモド(ベセルナクリーム)がやっと発売された。

イミキモド(ベセルナクリーム)がやっと発売された。
尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)治療用の塗り薬であるイミキモド5%クリーム(商品名:ベセルナクリーム)が先月やっと発売になりました。欧米では10年前に発売された製品です。外国の学会で皮膚がん(基底細胞癌:きていさいぼうがん)に対する効果についての発表を聴くたびに、日本ではいつ使えるようになるのか心待ちにしていた薬です。

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生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ(福岡伸一 著)を読みました。
どきどきするような、不思議な感動が沸いてくる本でした。
そして、個人的な思い出もよみがえってきました。
1988年ごろ、私もDNA合成酵素を使って、目的とするDNA領域の増幅をおこなっていたのです。

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ミズイボとイボは同じもの?

ミズイボとイボは同じもの?
答えから・・・どちらもウイルスによる皮膚の病気ですが、ウイルスの種類は異なります。
ミズイボ:みずいぼ、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
イボ:いぼ、疣贅(ゆうぜい)・・・いろいろな修飾語が付きます。
尋常性(じんじょうせい)-
扁平(へんぺい)-
陰部にできると尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)などと呼ばれます。

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右側の頬や首、両手の甲に突然みみずばれのようなかゆいものができた

右側の頬や首、両手の甲に突然みみずばれのようなかゆいものができた
・・・まず、かぶれを疑います。それも植物などを。
お正月から春先にかけてよくみられるのは、プリムラオブコニカです。
鉢植えで、値段的にも1000円以下で買える花で、サクラソウの仲間です。
原因物質はプリミンという物質です。
でも、最近はあまりプリムラでかぶれた患者さんは少なくなっている感じがします。
店頭に並ばなくなったからでしょうか。
調べてみたら、プリミンの含有量をへらした「タッチミー」とういう品種がつくられているようです。でも、一度かぶれてしまった方は、ほんの少しのプリミンでも激しい症状の出ることがありますので注意したほうがいいでしょう。

化粧品によるかぶれ 原因物質ランキング

化粧品によるかぶれ 原因物質ランキング
顔に赤く、かゆい皮疹が出て皮膚科に来る患者さんは多いです。
原因を見つけるために、患者さんに使用中の化粧品類すべてと病院に常備している検査用の試薬でパッチテストを行います。
化粧品(けしょうひん)の接触皮膚炎(せっしょくひふえん:かぶれ)を疑って、パッチテストを行った結果を杉浦真理子先生が発表しています。
(昨年の日本皮膚科学会総会の特集記事より)

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