ある日、ふと手の爪をみたら爪の途中から先の方に向かって細い黒い線が入っている。
1週間たっても、2週間たっても変わらない。むしろ先に向かって伸びている。
爪の途中から始まっている ・・・というのがポイントです。
爪の下の出血です。
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生物(初冬の作物)
爪に黒い線が入っている場合に考えられるのは、主に2つ。
1:メラニンが増えている・・・爪の根元から始まる茶色や黒の線。
爪のホクロ、ミズムシの爪、抗がん剤の治療をしている方の爪、など。
2:爪の下の出血・・・今回の話題・・・爪の途中から始まっているのが特徴です。
「赤くないよ。黒いよ。爪の下というより爪の中が黒い感じがするけど・・・本当に出血?本当?」て、疑いのまなこを向けられることが良くあります。
爪の先の方の半分の爪の下(爪床:そうしょう)は根元の部分と少し構造が違っていて、血管が豊富です。爪の下に出血すると、爪の中にもしみこみます。爪は先端へ、先端へと1日平均0.1mm(手の爪)で伸びますので、それにしたがって爪の中と下の出血も先端に移動していきます。線になります。
じゃあ、爪の下の出血は何か内臓の病気と関係あるのか?・・・次の記事へ
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時々現れて気になっていた黒い筋が出血の痕だとは、想定の範囲外でした。
たしかに、そう言われて観察してみると、発現間もない頃は、爪の下にあるように見えますが、筋は少しづつ前進していきながら爪の表側に出てくるようにも見えます。