ある日突然丸い赤いできものがお腹や背中、上腕に1個できた。
1週間ほどしたら胸やお腹や背中や太ももにに最初にできたものより小さいのがたくさんできてきた。
心配になっていくつかのお医者さんでみてもらったけど、ちっとも治らない。
薬をぬっても効かない。少しかゆいけど、あんまり気にならない。でも体じゅうに出ていて心配。
顔や腕、脚の先の方にはできていないんだけど。
皮膚症状が出てから1ヶ月目ぐらいで受診される方が多いようです。小学生ぐらいから30歳ぐらいまでの若い人。
ジベルばら色粃糠疹(じべるばらいろひこうしん)かもしれません。
春です。柔らかいヨモギがたくさん。つみます。
美しい緑
ダンゴになりました。
炭火で焼き団子に
月: 2010年3月
皮膚のしわ
皮膚にはシワができます。たとえば目じりやおでこには横方向にシワができます。シワは普通、皮膚の直下にある筋肉の流れと直角に走っていて、皮膚の線維の向きを示しています。口の周りには輪のように筋肉があります(口輪筋)。ですから口の周りには放射状にしわができます。おでこの筋肉は縦方向に流れています。このしわの方向が大切になるのは、皮膚の腫瘍を取るときです。小さいほくろなどは丸く繰り抜いて縫わないでそのまま置いておく、という手術法をとりますが(そのほうが丸く自然に縮んで、ニキビ後のような点の傷になり、線の傷より目立たなくなります)、大きい場合は紡錘型に切って縫います。線の傷になります。このときこの紡錘型の長軸の方向をシワの方向に合わせます。そうすると傷が目立たなくなるのです。
わさびの花が咲きました。おひたしで。