東大教授の佐藤先生の講演からごく一部を。
皮膚科を受診された患者さんの診断がつき、それがある種の外用剤で治りそうだと考えたら、なんらかの外用剤を処方します。その量は塗る範囲と次に受診される日までの期間を考えて出します。
いったい、どの程度の量が必要なんでしょうか。とても大切なポイントなんですが、意外とデータは限られています。
腕全体:2g
下肢(太ももから先):4g
体幹(胸、背、腰)全部:7g
・
・
全身(首から上除く) 19g
だそうです。だいたい20g。手の平1枚でだいたい皮膚の全面積の1%です。5gチューブ(一番小さいチューブ)で、手の平20枚分塗れることになってます。20gで80%になります。ちょっとずれがありますが、首から上が入っていませんから、だいたいこんなところでしょう。
結構量が必要です。今までの処方量は少なめだったような気がしました。
青蛙につるべ落としの日暮れが迫ります
今日は久しぶりによい季節。油断していたら蚊に2ヶ所刺された。