先週末は医学教育のためのセミナーに参加しました。泊まり込みでした。ジャンケンで選んだ課題に沿って、半年間のカリキュラム、評価法(試験など)を数名のグループで作り上げ、発表と批評を繰り返すワークショップです。行くまではあまり興味がありませんでしたが、楽しかったです。久しぶりに脳みそが沸騰しそうになりました。普段の脳がかなり手抜き状態になっているのがはっきりとわかりました。
息子のお土産 自分も7月末に見に行きました。ゆっくり見ることができるちょっと遠い位置より鑑賞しました。他の展示作品もよかった。オランダが東インド会社で栄えた実質数十年の間の奇跡たちです。
ワークショップの間のミニ講義で聞いたのが、講義5%、教育90%です。学生に講義した場合に学生の頭に残る知識はたった5%、学生に講義をやらせると、その学生の頭には内容の90%が残るのだそうです。やはり、人にものを教えるというのは効率がいいんですね。私は子供の頃からちょっと前に知ったことをあたかも昔から知っていたように人に教えたがるといういやらしい性格の持ち主ですが、知識の固定にはよかったようです。相手になった方には迷惑だったかもしれません。すいませんでした。
確かに自分のことを振り返ると、講義は一応受けるけど、知識の固定は試験前でした。それも次の試験が控えている場合は、試験が終わった瞬間に覚えた知識を忘れ去る(頭の中をクリアーにする)システム?も必要でした。お経のようなラテン語(失礼)を覚えなきゃいけなかったんです(今の学生は日本語だけでよいようです)。
教室での講義をすべて止めてしまうことはないと思いますが、毎年着実にカリキュラムに占める割合は減っています。アメリカでは講義は先生が前もって作っておいた動画を家で見てきて、授業中は復習(宿題)をやり、教員は生徒をまわり、個別の質問に答えるというシステムもあるようですね。学生にとっては単純に勉強時間が倍になるのですからいやがるかもしれませんが、教育効率はいいようです。
さて、8月の初旬、夏休みを利用して書き始めた電子書籍「皮膚科への一歩」が一応完成しました。独断と偏見によって思うところを書きました。2社ほど出版社に売り込みましたが、返事が来ないのでずっと無料電子版で行く感じです。でも、溜まっていたものをかなり出した感じがして、すっきりしました。
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ども! 確かに人に教えることは覚えるよりも頭を動かしますね。いろいろQ&Aを考えたりのシミュレーションをしたり。Q&A対応が味噌ですね、きっと。電子書籍完成おめでとうございます。 ダウンロードして読んでみようっと。
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ありがとうございます。思ったことをそのままま打ち込んでいくのでまだまだ誤字脱字がたくさんあります。校正に時間がかかるのが私の文章の特徴です。