足(下腿、すね、膝から下)がむくむ 病院や介護施設入所中のお年寄り

最近「むくみ」に関する記事がちょっと続いています。今回は以前からうすうす感じてきたことを少し。
むくみだけで皮膚科にかかることはあまりありませんが、何らかの皮膚疾患で受診された患者さんのむくみで相談されることは少なくありません。今回の症状と患者さんの背景は以下です。
高齢者
膝から下がむくんでいる
寝たきりではないが、自力で歩行はできない
寝たきりにならないように、日中は車いすに座っている
車椅子に座っているときに体がすぐ傾く、モゾモゾ動いている
過去の「むくみ」シリーズ
すねが赤くむくんでいる
半年前から左腕がむくんでいる
山で何かに刺された、腕が急に腫れてきた、物が二重に見える
リンパ節はどこにある?
足のむくみ、手足のしびれ、胃の手術
下肢のリンパマッサージの方法
足のリンパの流れ
passonfruits 2013NOV23-1
秋に結実したパッションフルーツ 寒くなったので家の中に入れました。
passonfruits 2013NOV23-2
1週間前より色づきはじめ、昨晩いきなり床の上にスコンと落下しました。この「熟したぞ」といういさぎよさというか、おおらかさが南国の果物らしくておかしかった。

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顔の皮膚がつっぱる 化粧水がしみる

顔がつっぱる、化粧水がしみると訴える患者さんが結構います。ほとんどすべてが女性です。私自身も子供のころから顔を洗うと皮膚がつっぱる感じがずっとありました。でもつっぱる感じがするぐらいまで洗わないといけないのかとも思ってました。顔がつっぱる場合はどうしたらよいのでしょうか?おすすめの保湿剤やスキンケアの方法はあるのでしょうか?
nekojyarashi2013
先週末は浦安からもどってから晩秋(初冬?)の絵を探しに近所を散歩しました 猫じゃらしの秋
kikubatake2013
菊が満開でした
tentomushi2013
テントウムシがいました

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皮膚診療 はじめの一歩

初めて自分1人で書いた書籍を出版することになりました。今日出版社から刷り上がったばかりの書籍が届きました。学生や研修医、若い先生向けに浅い内容になっています。昨年アップした電子書籍を母体に多くの図やテーマを加えて発展させました。小型の薄い本ですが、原稿の準備を始めてから出版まで1年かかりました。編集者の方にお世話になりました。このブログの過去の記事も載せました。売れ行きはどうなることやら。ちょっと心配です。
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皮膚診療はじめの一歩

膝から下がむくんでいる、赤みもある、押すと少し痛い

膝から下がむくんでいるだけで皮膚に何もなければ皮膚科を受診する方はあまりいません。むくみは普通内科にいくことが多いのではないでしょうか。膝から下に何か皮膚症状があるので皮膚科を受診したが、診察時にむくみもあったという方は結構います。
「膝から下がむくんでいる、赤みもある、押すと少し痛い」・・・考える病気と対応をまとめます。
関連記事:足がむくむ+手がしびれる(脚気)
Melbourne
今週末はメルボルン メラノーマの新しいお薬の会議です。昨日来ました。明日帰ります。
gamaguti
tori meruborun

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日本癌治療学会2013

今週末は京都でした。3年前まで皮膚がんのセッションの会場はガラガラでした。でも2年前に急に会場に人が増えました。一瞬喜んだのですが、理由は整形外科と合併セッションになったからでした。でも、昨年は皮膚科単独のセッションにもかかわらず観客が増えました。医師以外の職種、メーカーや臨床試験センター(臨床試験を支える部門)の方の参加が増えたからです(たぶん)。皮膚腫瘍の新薬がたくさん出てきたことが関係していると思います。
昨日のセッションで座長の先生にいただいた質問がよかったです。「立ち見がでるほど、観客がいることについてどう思いますか?」でした。「エネルギーをもらえました」と答えました。座長の先生も「私も一緒です」と言ってくれました。
hujita kyoto
京都は連日雨でした。帰りに京都駅の伊勢丹でやっていた藤田嗣治展を見て来ました。最近はいい絵をみると心が騒ぎ、そして少し落ち込みます。絵が少し見えるようになってきたのかもしれません。

おできがなおらない

赤みと腫れがあって、真ん中から膿がいつまでも出る。化膿止め(抗生物質)を飲んでも完全によくならない。
袋状(トンネル状)のスペースができているか、何か異物が入っているかもしれません。
関連記事 おできができた!
ウオーホル
今週末は築地で会議。久しぶりに市場内の「豊ちゃん」で今月から解禁のカキフライをいただきました。帰りにアメリカン・ポップ・アート展に。

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左腕の肘から先がむくんでいる

高齢の女性です。半年前から左腕の肘から先がむくむようになった、最初は良くなることもあったが、そのうちむくみが続くようになった。かかりつけの内科で血液検査を行って腎臓には異常がないといわれ、かかった皮膚科から紹介されました。
診察してみると左の肘から先、手の甲までむくんでいます。押すとへこみます。皮膚は全体に赤みはありますが、痛みや熱はありません。患者さんは元気です。
タンク花
灯油タンクの下に小さな花畑
ちゃんちゃん焼き
親戚から届いた秋味 味噌だれを混ぜてチャンチャン焼きに

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日本癌学会

横浜に来ています。癌の基礎的な研究に関する学会です。初めて参加したのはもう25年ぐらい前になります。この間いろいろ流行り廃りがありました。私自身、久しぶりの参加です。皮膚がんに特化しない一般的な癌に関連する学会に参加する皮膚科医はもともと極めて少ないのですが、日本癌学会の参加者は特に少なくて10人もいないかもしれません。
今日の午後、癌研究に対するこれからの国家戦略ついてのパネルディスカッションがありました。会長のシカゴ大の中村祐輔先生、癌学会の重鎮のほかに、内閣府、厚生労働省、文部科学省の担当の方、そして患者団体の代表の方がお2人参加されていました。このような基礎的な学会のゴールデンタイム(学会中日の午後)に、患者さんの代表が参加し、さらに(痛い言葉を浴びせられるかもしれないのに)行政の方が参加するシンポジウムというのは珍しいのではないでしょうか。
癌学会2013
癌対策のため癌対策基本法が施行されて30年経が経ちました。基礎研究の成果はあったかもしれませんが、創薬に関してはここ10年頭打ちで、輸入超過額は昨年1兆数千億、今年は2兆円程度になるのではないかとのことでした。基礎的研究では負けていないのに、実際の薬として患者さんのところまで届けるシステムが脆弱だと言われています。せっかく日本で生まれた芽なのに、育てるために外国にパテントを売り、外国で製品化する。これを高いお金を出して輸入するのはつらいことですね。

酒さ様皮膚炎(3) やっぱ全部止めないとだめかも

顔に赤い皮疹ができた。いろいろな皮膚科にかかった。外用すれば少し落ち着くが、やめるとすぐにもとに戻ってしまう。ほてる。ヒリヒリする。ニキビみたいなものも出ている。何件か皮膚科をまわったが、治らないので内臓に病気がないか内科で検査をしてもらったがなんともなかった。
酒さ様皮膚炎(口囲皮膚炎)です。ステロイド外用剤による皮膚炎として有名ですが、単純にステロイド外用剤だけの問題ではなさそうです。今年の日本皮膚科学会東部支部で酒さ様皮膚炎の方の60%に香粧品のかぶれが混在していることが報告されていました(先生のお名前は追記します)。
関連記事
酒さ様皮膚炎(2)
顔がほてる、赤ら顔が気になる
口のまわりとほっぺたの赤い皮疹:薬を塗るの止めるとすぐにもとに戻る

蓼川の水草 年々汚れている感じがしますが、大雨の後はきれいになります 
バイカモもところどころに健在 今シーズン最後かな

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納豆アレルギーとサーファー

週末は学会で大宮にいました。面白い企画が多く、大変有意義な会議でした。
納豆アレルギーの講演がありました。面白かったです。サーファーに納豆アレルギーが多いというお話でした。
なぜ?
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納豆のネバネバと冷やし中華のアレルギー
納豆と足の臭い
kusunoki wine
連休最終日 I先生にいただいた楠ワイナリーのリースリング・リオン 
ボトル内をほんの少し気泡が登っていきます。いいね、です。 
sumibi2013sep23
炭火に耐えられる季節になりました。今年は季節の進み具合が早い感じがします。
passionfruits2013sep23
パッションフルーツ第2期結実 やった

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