家族(おにいちゃん)がみずぼうそうになった!!
弟も妹も予防接種していない。
どうしたらいいだろう。
家族がみずぼうそう(水痘:すいとう)になった時、みずぼうそうの抗体を持っていないヒト(予防接種も水痘にもかかった記憶がない)は、90%の確率でみずぼうそうになります。
さて、どうする。家族が発症してからの期間によって予防(治療)が変わります。
みずぼうそうと予防接種
みずぼうそう(水痘:すいとう)は、ありふれた病気です。子供の時にかかれば比較的軽く済み、抗体もできるから、無理して予防接種なんかしなくてもイイや・・・なんて思っている人は多いと思います。
みずぼうそうの予防接種率は日本では30%程度です。10%程度しかない地域もあるようです。でも、やっぱり予防接種はしたほうがいいみたいですよ・・・
ブエノスアイレスから
外用剤の塗り方:すりこんだ方がいいの?
薬の塗り方:すりこんだ方がいいの?
診療の最後に、薬の塗り方を説明します。私の説明に対して患者さんが意外な顔をされることが多いの事柄があります。以下です。
すりこんだ方がいいのか?
何回もぬった方が効くのか?
手荒れの場合は手を洗った後には、薬は塗りなおした方がいいのか。
皮膚をきれいにしてから(前に塗った薬を落としてから)塗った方がいいのか?
皮膚科にかかる前に
このブログの2番目の記事で触れました。「皮膚科にかかる前に」
皮膚科に行こうと思ったときに、ちょっと読んでもらえるとありがたい皮膚科受診前の準備についてです。
今使っている(あるいは過去に使った)塗り薬(ぬりぐすり)を持ってきてもらえるとありがたいのです。
風邪(カゼ)をひくとくちびる(あるいは陰部)に痛いものが・・・本当にヘルペス?
風邪(カゼ)をひくと口唇(くちびる)(あるいは陰部、亀頭)に痛いものが・・・本当にヘルペス?
風邪(カゼ)をひいたり、紫外線に強く当たったりした後に、くちびるの一部がヒリヒリ痛くなり、小さな水疱ができる・・・単純ヘルペスです。
でも、ヘルペスではなくて、特殊な薬剤アレルギーである場合があります。固定薬疹(こていやくしん)です。
きのこと皮膚病
きのこと皮膚病
9月に入り、マツタケが出回りはじめました。家の近所の国道沿いでは、毎年この時期になると地物のきのこを売る「季節限定きのこ販売所」が開店します。昨日、さっそくお店に寄ってきました。マツタケとなめこのみでした。「今年はどうかな?」と聞いたら、「夏が暑かったから床が心配だ」と言ってました。私、雑きのこが大好きです。ただ自分で取って食べられるのは「いぐち系」のみです。他のきのこは自分が信用できないので取りません、食べません。季節限定きのこ販売所の片隅に置かれた見たことのないようなきのこばかりを買ってきて食べています。今回は季節の話題・・・きのこによって起こる皮膚病です。
口のまわりとほっぺたのヒリヒリする赤み:薬を塗るとよくなるのに、止めるとまた出てきちゃう。
痛い皮膚腫瘍(皮膚にできたしこりが痛い)
痛い皮膚腫瘍(皮膚にできたしこりが痛い)
おでき(せつ)や化膿性粉瘤(かのうせいふんりゅう)などのように、細菌が感染すると痛くなるのは当然ですが、赤みが全くないのに痛みを伴う小型の皮膚の腫瘍(できもの、しこり)が何種類かあります。
指輪の下の皮膚がカサカサ、テカテカしてきた。
指輪の下の皮膚がただれた!
金属かぶれか?
これは、良く誤解されます。
指輪の下に残った洗剤による皮膚障害です。