爪のまわりの皮膚が赤くなって痛む

爪のまわりの皮膚が赤くなって痛む
爪のまわり、特に付け根の部分が赤く腫れて痛む。
大人の場合(特に手荒れのある主婦)によくある原因は2つ・・・・


カンジダ(カビ)と細菌(特にブドウ球菌)の感染です。
爪の根元の皮膚・・・後爪郭(こうそうかく)といいます。
この皮膚と爪の根元の間にスペースができている場合は、そのスペースからカスを取って顕微鏡で調べます。カビの検査は皮膚病の診断の基本です。これをしないで抗生物質(細菌には効くがカビには効かない)を使うと、雑菌が減る・・・カビ(カンジダ)の競争相手がいなくなる・・・カビはさらに増える・・・症状は悪化する・・・「抗生物質が効かないなら感染症じゃないな」と誤解する・・・ステロイド軟こうをつける・・・局所の抵抗力が落ちてカビはさらに増殖する・・・症状はさらに悪化する・・・という悪循環におちいります。特に爪の根元と皮膚の間にスペースができて、そこから水が出ているようなら皮膚科へどうぞ。
傷バンソウコウがカビの増殖の原因になっていることがあります(バンソウコウの下が蒸れて、生育に適した環境になるのでしょう)。水仕事をするときに傷がしみて痛いから、バンソウコウをしたくなるのはよくわかります。皮膚の表面は本来ばい菌に強い部位です。余程環境がよくないとカンジダは生えません。仕事の後に手をよく乾かすことや(ドライヤーなども有効です)、面倒だけれども使い捨ての手袋の使用なども勧めています。100枚入1箱、1800円ぐらいでホームセンターに売っています。購入の際は、できればゴム製(ベージュ色)よりも、塩化ビニールやプラスチック(半透明の白)製の方を勧めます。
子供の場合は他にも考えなければいけない原因があります。特に水疱や膿を持っている場合は、ヘルペスやヨウレン菌などの感染も疑う必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です