ミズイボとイボは同じもの?

ミズイボとイボは同じもの?
答えから・・・どちらもウイルスによる皮膚の病気ですが、ウイルスの種類は異なります。
ミズイボ:みずいぼ、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
イボ:いぼ、疣贅(ゆうぜい)・・・いろいろな修飾語が付きます。
尋常性(じんじょうせい)-
扁平(へんぺい)-
陰部にできると尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)などと呼ばれます。


ミズイボは、子供の皮膚に2-3mm大でおわんをひっくり返したような形で、表面がツルツルしています。つぶすと中から白いかたまりが出てきます。多発します。
イボは手の指や足の裏などにできる少し台状に盛り上がるできものです。足の裏にできたときはタコ、ウオノメ(どちらも力が持続的にかかって皮膚が硬くなったもので、ウイルスによるものではありません)と見分けが難しいことがあります、小さい赤あるいは黒い点々がみえればイボです。
10歳前の子供の足の裏に硬いできものができたら、それは、ほとんど、たぶん、イボです(かなり過激なスポーツをやっているか、歩行に障害がないかぎり)。
関連記事:タコ、イボ、ウオノメは同じものか?
さて、イボもミズイボもその原因ウイルスはDNAウイルスです。DNAは生きていくために必要なすべてのものを作るための設計図です。もちろんヒトも持っています。ウイルスは、この設計図のみで他の生物に感染し、そこで自分の体を作ってもらいます(自分自身では増えることができません)・・・なんと、効率的で、いやらしいやつらなのでしょう。
このDNA(設計図)の文字(塩基といいます)の長さは、イボウイルスが6000、ミズイボのウイルスは180000です。前者はDNAウイルスのなかではかなり小さいほう(最小はB型肝炎のウイルス)、後者は最大です。びりのほうと一番です(初期の記載ではウイルスサイズについて間違っていました)。でも、DNAが長ければ、強力なウイルスかといえば、そんなことはまったくありません。

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