化粧品によるかぶれ 原因物質ランキング

化粧品によるかぶれ 原因物質ランキング
顔に赤く、かゆい皮疹が出て皮膚科に来る患者さんは多いです。
原因を見つけるために、患者さんに使用中の化粧品類すべてと病院に常備している検査用の試薬でパッチテストを行います。
化粧品(けしょうひん)の接触皮膚炎(せっしょくひふえん:かぶれ)を疑って、パッチテストを行った結果を杉浦真理子先生が発表しています。
(昨年の日本皮膚科学会総会の特集記事より)


12年間に行った1000人以上の患者さんについての結果です。%は陽性率です。
第1位 ラベンダーオイル 6.57%
第2位 パラフェニレンジアミン(ヘアダイ、毛染めの色素成分) 3.21%
第3位 ラノリン アルコール(羊毛からとった油) 2.85%
第4位 バルサム オブ ペルー(香料)・・・詳しくは接触皮膚炎学会HP
第5位 1,3-ブチレングリコール(保湿剤)
ラベンダーオイルが突出してますね。これは数年前から指摘されていた現象で、アロマセラピーの流行によるものではないかといわれています。
毛染めによるかぶれは相変わらず多いですね。
ラノリンやブチレングリコールは化粧品だけではなく、多くの医薬品(外用剤)などにも入っています。化粧品だけ悪者にして、原因物質がはいっている薬を処方しないように注意します。

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