帯状疱疹後神経痛の新しい薬

帯状疱疹(たいじょうほうしん)のあとに痛みやかゆみや鈍感な感じや違和感などの変な感覚がいつまでも残ることがあります。帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)といいます。何年も苦しんでいる方がいます。今年になって新しい薬が使えるように(保険適応に)なりました。
ひとつは癌の痛みに使われている貼り薬で、もうひとつはてんかんのお薬です。
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貼り薬は商品名、デュロテップパッチ(一般名:フェンタニール)、飲み薬は商品名リリカ(一般名:プレガバリン)です。
デュロテップパッチは癌の痛み(癌性疼痛:がんせいとうつう)に使われています。ただ3種類の用量しかないので、最初はコデインやモルヒネ(麻薬)の飲み薬で痛みを抑えられる量を確認してから貼り薬に切り替える必要があります。麻薬の免許+メーカーの教育サイトで20-30分のトレーニング・ミニ試験後の認可が必要です(当然医師のみです)。
リリカは病院に入っていればすぐ使えます。まだ発売されてから10日ほどですから、まだ入っていない病院も多いと思います(私も先週申請しました。
いずれも主治医の先生に聞いてみてください。
帯状疱疹後に痛みで苦しんでいる方が結構います。やはり予防(ワクチン接種)に行政として力を入れる必要があると思います。

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