美容とかぶれ

さらに日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会より。
美容に関連するかぶれについての発表もけっこうありました。
kiicjigo
庭の隅のキイチゴ
tomorokosi
近所からいただいた今年初のトウモロコシ 甘かった


睫(まつげ)エックステンション:付けまつげというのは知ってましたが、マツゲ1本1本に人口毛を足して伸ばすということを知りませんでした。接着剤を使います。グルーというんだそうです。glue:膠、ニカワですね。このグルーでかぶれる人が出てきているようです(厚生労働省から注意喚起も出ているようです)。
アートメイク後にかぶれた:普通は染色剤を疑いますが、使用した局所麻酔用のクリームだった
ハイドロキノンのかぶれ:シミに対して使用していたらシミが増えてきた患者さん。シミ抜き用のクリーム、ハイドロキノンのかぶれでした。赤みがなく、シミだけが目立つかぶれがあります。赤みがないと昔の皮膚炎の後遺症の色素沈着と考えがちです。注意します。
市販のニキビの薬でかぶれた:原因はペアアクネクリーム(商品名)。イブプロフェンピコノール(消炎剤)のかぶれでした。消炎剤(非ステロイド系、NSAIDs)は市販薬に結構入っているので注意が必要です。ステロイドが入っていないので安全と思いがちですが、結構かぶれます。皮膚科医はあまり処方しないと思います。アンダームという有名な軟膏は発売を止めてしまいました。
羊毛加水分解ケラチン:ヘアトリートメントに入っているようです。かぶれたのは美容師さん。加水分解小麦入りの石鹸でアレルギーが起きて問題になり、有名な石鹸屋さんが製品回収を行っています。今回は羊毛のケラチンを細かくした物質によるアレルギーです。羊毛加水分解ケラチンは痛んだ髪の毛にしみこんで髪の内部の線維質を補強するんだそうです。皮膚は外から変なものが入って来ないようになっています。原因物質が細かくなると、傷や毛孔から入りやすくなるのでしょう。しょっちゅうお湯や洗剤にふれている美容師さんの手はバリアがかなり壊れていると予想されます。
今日は海の日:海水浴に行かなくなってずいぶん経ちます。
庭には今年初めてコオロギとトンボが来ていました。
秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる・・・立秋(8月8日)までにはまだ日がありますが、今年は入梅も開けも早く、もしかすると秋も早く来る?
夏と秋と行きかふ空の通ひ路は かたへ涼しき風やふくらむ・・・早く涼しくなってほしいけど、ちょっと寂しい気もする。

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