リンパ節はどこにある

9月に入りました。大型の台風も来ていて大きな被害がでないか心配です。
今回はリンパ節についてです。ノドが痛かったりすると首にぐりぐりができます。これがリンパ節です。
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さて、体中にリンパ節という小さいかたまりがたくさんあります。液体が通る道には動脈、静脈とリンパ管があります。動脈と静脈には血液が流れていますので切れば赤い血がでます。リンパ管には透明な液体が流れています(腸から吸われた脂肪などが流れるリンパ管は乳濁していますが)。リンパ管は関所のようにところどころに存在するリンパ節というかたまりに入り、そこから出て、またリンパ管を流れて次のリンパ節に入ります。
リンパ管の一番先は穴が開いていて、ここから体液、バイキンや虫に刺されたらその液などが吸い上げられて行きます。手足の先ですと、秒速40cmで腕や脚のリンパ節に到達するという古いデーターがあります。
リンパ節にはリンパ球や樹状細胞など、免疫に関係する細胞が詰まっています。外から入り込んだ異物に対応するためです。バイキンが入り込んだりすると活動を始めるため腫れてきます。正常なときは触れてもよくわかりませんが、何か事が起こると腫れてわかるようになります。ただ首やそけい(脚の付け根)のリンパ節は正常でも1-2cm大で触れることがあります。首は口の中からのリンパ流を、そけいは陰部からのリンパ流を受けています。口の中や陰部は炎症を起こしやすい(症状が無くても)ので、医学的に問題なくても腫れていることがあります。
体の表面から触ることのできるリンパ節の位置は以下です。
後頭部(頭蓋骨の切れ目のあたり)、耳の前後(後は風疹などのウイルス感染で腫れることが多いです)、耳の下からアゴの真中までのアゴの骨の真下、首(首にぐっと力を入れると首の後の筋肉(僧帽筋)と首の前外側に上下に走る筋肉(胸鎖乳突筋)がわかります。僧帽筋の前方の縁と胸鎖乳突筋の縁や裏側)、鎖骨の上のくぼみ、脇の下、大胸筋の外側(胸の筋肉の外側の縁)、肘の小指側の骨の出っ張りのちょっと上(ぶつけるとビーンとしびれるところ)、脚の付け根、恥丘、膝の裏。
これ以外の場所にもリンパ節はありますが、おおむね上の場所がそれぞれ担当の領域からリンパ流を受けて、駐在所のようにチェックしています。
風邪や歯の痛みやヘルペス(関連記事:唇に水疱:本当にヘルペス?)などがあって、アゴや首のリンパ節が腫れて、かつ腫れたリンパ節が痛い場合は、リンパ節自体は正常の反応ですので直接大きな問題ではありません。元の病気が問題となります。ジクジクした、あるいは広い範囲の湿疹がある場合もリンパ節は腫れます。髪の毛の中に皮膚炎があると、後頭部や耳の周りのリンパ節が腫れることがあります。
特に思い当たる原因がないのに、リンパ節が3cm以上の大きさに腫れて、かつこのリンパ節が痛くもなんともない場合はお医者さんに診てもらった方がよいと思います。
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