ピロリ菌はどこから来た?

感染症と人類の大移動?シリーズ。
慢性の蕁麻疹(じんましん:1ヶ月以上続くジンマシン)は、なかなか治りません。抗ヒスタミン剤を飲んでいればおさまっていますが、やめるとかゆみや皮疹が出てきてしまうということを繰り返します。原因もほとんどつかまりません。ピロリ菌が原因になっている方が時々いるようです。
と、かなり無理矢理に結びつけて、今回はピロリ菌の伝播経路と人類の大移動について。
遺伝子の分析から、ピロリ菌もやはり、数万年前に東アフリカを出て、世界に広がったようです。
論文はちょっと古くて、こっちです。
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ポイントだけ書きます。古代型を遺伝子型から5つの種類に分けました。詳しい図もこちらに出ています。
58000年前に東アフリカに登場した。原生人類と同じような時期ですね。
東アジア、ニュージーランド、北米、南米で一番多いタイプが同一であることが分かりました。つまり、ピロリ菌は12000年前にヒトの胃の中に住み着いて一緒にベーリング海を超えられたんですね。
ヒトT細胞性リンパ腫ウイルス(HTLV-1)と同じように、大航海時代や奴隷制度による伝搬経路を支持するデータも示されています。
HTLV-1は母乳で、ハンセン病は乳児期に上気道から、ピロリ菌も口から入るものから感染すると言われています。みんなかなり濃密な小さな集団内で感染しています。これが民族ごとの遺伝子型の比率から移動経路を推測することができる理由かもしれません。
ピロリ菌と人類の移動に関する研究には、大分大学の山岡先生が日本人研究者として参加されています。

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