書を売って、町に出よう

 今から35年前、よく通っていた焼き鳥屋の隣の古本屋の前に出ていた看板です(この店は後にビニールで包まれた悪書を売る書店になりました)。記憶違いでした。学校のそばの別の古本屋でした。元の題は、[書を捨てよ、町に出よう」・・・寺山修二の評論集です。今朝の新聞に出ていた寺山修二の記事を読んだら、ふと学生時代の1980年ごろを思い出したのです。原題はたぶん、「机上の学問より(今風なら、何かを始める前にインターネットであれこれ調べるより)、現場に飛び込め」、という意味だと思うのですが(間違っていたらすいません)、「書を売って町に出よう」・・・は、(もちろんパロディーですが)個人的には[町」は「すすきの」をイメージしました。実際に教科書を売ったことはありませんが、医学書は高価なので、何点か古本屋で購入したことはあります。
先週、ある編集者の方とお話をする機会がありました。医学書が売れないのだそうです。医師や医学生用の書籍については最近のことではなく、かなり以前からのようです。看護師さん向けの本は売れていたようですが、ここ1-2年はそれも落ち込んできているようです。普通の教科書的な記述はWeb上で国際的に認められた内容を見ることができますから、本を買う必要性は減っているのかもしれません。また、国家試験が難しくなっているため、ある程度効率的な勉強法が必要になっていることが関係しているかもしれません。紙の医学書(専門書)が生き残る道はどこにあるのか?ちょっと考えてしまいました。答えはまだ?です。
2015MAY24
イチゴが色づきはじめました。器量はいまひとつですが野生のうまみでいっぱいです。

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