帝王切開や腹腔鏡手術の跡、陰部にできた痛いしこり 生理前に大きくなる

帝王切開や腹腔鏡手術の創跡や陰部にできた小指大のしこりが痛む。そっとしていても痛む。触るともっと痛くなる。生理前に大きくなる。生理後に小さくなる。

子宮内膜症の可能性があります。

今年見た映画の中では沈黙★★★★と共にとても心に残った作品でした。他によかった作品は、たかが世界の終り:★★★、エゴン・シーレ:★★★、人生フルーツ:★★★★、ショコラ:★★★☆

皮膚には時々しょっちゅう痛むしこり(小さいできもの、しこり)ができることがあります。小指大、あるいはもっと小さくても痛みがあるとかなりうっとうしいですし、当たると痛みが強くなる場合はさらに気が重くなります。以前の記事に書いたことがことが何度かありますが、小指の先ほどのサイズで、痛みがある腫瘍のほとんどは良性腫瘍です。種類はたくさんあります。取ってみないと(病理検査)わからない場合も多いです。

さて子宮内膜症は子宮以外にできた子宮内膜です。子宮内膜は受精卵がくっつく土台です。排卵時に準備され、受精がなければ毎月はがれ落ちます。皮膚科領域では女性のお腹(特に帝王切開や卵巣の手術を腹腔鏡手術で行った後の傷)にシコリとして出現することがあります。女性ホルモンに支配されていますから、どこにできても月経周期に連動してサイズや症状が変化するのです。手術とは関係なしに陰部の皮膚にできることもあります。局所麻酔で切除できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上へ