ヤマイモ、トロロ芋、自然薯と皮膚のかゆみ
ヤマイモをすりおろしてダシ醤油を混ぜてご飯にかける。つゆに入れて、そばを食す。おいしいですよね。でも、私は子供のころ、ヤマイモを食べられませんでした。口のまわりがかゆくなるからです。これって、かぶれているのでしょうか?アレルギーでしょうか?・・・でも大人になって(ずいぶんたちましたが)、ヤマイモは私の好物です。アレルギーが治ったのでしょうか?
月: 2007年10月
爪の根元に赤い点々
爪の根元に隣接した境目の皮膚のところ(爪小皮といます)をちょっと見てくれますか?普通はなんともないですよね。もし、10倍ぐらいに拡大できるルーペをお持ちの場合は、拡大してみると細い血管がループ(電気記号のΩみたいな形がΩΩΩΩΩΩΩみたいに並んでいます)。この部分に1-2mmの出血があって、それが、両手の指の2-3本にあったら皮膚科に行きましょう。冬になると、指が白くなったり、紫になったり、冷たくなったり、こわばったりしませんか?
お尻の割れ目の少し上、尾てい骨のところが硬くなって、ごわごわする
お尻の割れ目の少し上、尾てい骨のところが硬くなって、ごわごわする
痛くて気づく時と、お風呂に入ったときに何気なく気づくことがあります。お尻の割れ目の上のほうが、ガサガサして、ゴワゴワして固くなる。なんだか気持ち悪い。こういう症状で受診される患者さんは結構多いです。慢性苔癬化皮膚(まんせいたいせんかひふ)という病名がついてます。でも、なんかしっくりきませんね。原因は・・・・
手の平が黄色い!(みかんも食べてないのに)
手の平が黄色い!(みかんも食べてないのに)
カレンダーを見ていたら、「あぁ、今月ももう少しで終りだなぁ。今年もあと2ヶ月か・・・」と過ぎ行く時間の早さに気持ちが少しめいってきました。そして、年末、正月・・・みかん・・・食べすぎ・・・手が黄色・・・と、こんな連想までしてしまったのです。暮れ行く秋晴れの今日、一日家に閉じこもってこんなブログを書いているから、こんな変な連想が起きるのでしょう。
今回は、手が黄色、について書きます。いろいろな原因で皮膚は黄色くなりますが、食事で取ったβ(ベータ)カロチンが皮膚に沈着して黄色くなる症状を「柑皮症(かんぴしょう)」といいます。
ミカンやニンジン、カボチャ、のり、を食べ過ぎたと自覚している場合には問題ありませんが、特に原因がわからない場合には、甲状腺機能が低下しているな場合があります。
タコ用のクッション剤(シール)のおすすめ製品
足の裏のタコで受診する患者さんは少なくありません。
痛くて歩けない時におすすめしているシールが、「クリアジェル・クッション」です。お菓子の「グミ」のような弾力があり、なかなか気持ちいのいい素材です。
家族(おにいちゃん)がみずぼうそうになった!!
家族(おにいちゃん)がみずぼうそうになった!!
弟も妹も予防接種していない。
どうしたらいいだろう。
家族がみずぼうそう(水痘:すいとう)になった時、みずぼうそうの抗体を持っていないヒト(予防接種も水痘にもかかった記憶がない)は、90%の確率でみずぼうそうになります。
さて、どうする。家族が発症してからの期間によって予防(治療)が変わります。
みずぼうそうと予防接種
みずぼうそう(水痘:すいとう)は、ありふれた病気です。子供の時にかかれば比較的軽く済み、抗体もできるから、無理して予防接種なんかしなくてもイイや・・・なんて思っている人は多いと思います。
みずぼうそうの予防接種率は日本では30%程度です。10%程度しかない地域もあるようです。でも、やっぱり予防接種はしたほうがいいみたいですよ・・・