インターネットで正しい医学情報を探すには?(2)

前の記事より続き・・・癌じゃなくて「にきび」だったらどうだろう?
google USAとJapan とYahoo Japanで、ヒット上位10件まで、試しに「にきび」(英語はacneとpimple)で調べてみました。
関連記事;ニキビの治療(ディフェリンゲル
クローバーとブルーベリー
クリスマスカラー
生ハム2011Nov23
前回の成功に気をよくして、今冬も生ハム作製開始 今回は3.6kgで


グーグル 日本 サーチワード「にきび」 
評価方法はいろいろあって難しいので、ディフェリンゲルなどを含め、どこの皮膚科でもできる保険が効く標準的な治療にについて少なくても2-3階層目までに触れられているか(あるいはすぐ見つかるか)で見てみました。X印はサイトそのものを否定するものではありません。2011年11月20日16時ごろの検索
○1.ニキビ – Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/ニキビ –
X2.@ニキビ(にきび) 青春ニキビ(にきび)から大人のニキビ(にきび)・ニキビ(にきび)跡の治療改善法まで幅広くご紹介するニキビ専門のホームページです。
X3.ニキビケアの口コミランキングサイト。大人にきびに悩む女性のスキンケア方法満載。化粧品の基礎知識から、原因と毛穴対策、化粧水やコスメ、クリニック、皮膚科の評判まで掲載中.
X4.にきび(ニキビ)ケア特集【草花木果】vs【月桃】他オルビスなどwww.flette.jp/ – にきび(ニキビ)のスキンケア、あなたのおすすめは?…にきびケア商品人気ランキング発表!無料お試し トライアルセットあります。月桃など最新のニキビケア製品も掲載予定!
○5.ニキビは皮フ科へwww.nikibi-hifuka.jp/病医院でのにきび治療の情報提供サイト- ニキビは皮フ科.jp -です。
X6.にきびスッキリ事典www.no1-nikibi.com/ -大人にきびを徹底解説。肌荒れを改善する治し方、皮膚科での治療、にきびケアの体験談も詳しく紹介しています。
X7.【にきび・にきび跡の口コミ広場】nikiniki.peewee.jp/ – にきび対策の総合口コミ情報サイト。思春期のにきびから、大人のにきび、背中のにきび 、にきび跡まで、様々な角度から『にきび(ニキビ)』について考察していきましょう。にきび (ニキビ)に対する皮膚科での様々な治療法、ホームケアの方法についても解説してい …
X-△8.にきび(跡)を徹底治療!気になる大人にきび・背中のにきびの原因は?nikibi.1tango.net/ – にきび治療のすべてでは、にきびとにきび跡の治療法を徹底解説。気になる背中にきび や大人にきびの特集もあるよ。
X9.【プロアクティブ公式サイト】にきび(ニキビ)用ボディ・スキンケアwww.grj.jp/ – ニキビ・にきびケアNo.1の美肌スキンケアとボディケア「PROACTIV(プロアクティブ)公式サイト」は60日間お試しキャンペーン実施中。口コミで評判のにきびケアは大人のニキビ 跡の治療、予防はもちろん、にきびによる肌荒れ・毛穴の黒ずみ・アクネ(acne)の悩み …
○10.にきび治療web 思春期~大人のニキビ 原因と治し方www.nikibi-kirei.net/ – にきび治療webでは、思春期から大人のにきび、体の場所別・種類別にきびの原因と対策・治療法を解説いたします。是非、参考にしてください。
感想:病院で保険が効く、標準的な治療に触れていたのは30%程度でした。前回の記事の癌についての検索でも、google Japanでの検索でヒットするサイトの信頼性が一番低かったのですが、やはり標準的な治療法をきちんと書いてあるサイトはなかなか上位でヒットしないようです。Xの中には最初から化粧品の広告しか載せてない(余計なことが書いてない)、ある意味問題のないサイトも1つありましたが、一見それらしくニキビの説明をきちんとしているようで、実は、洗顔、化粧品、レーザーなどに最初から誘導しているようなサイトもありました。病院に行かないで何とかしたいという方も多くいらっしゃるでしょうから、最終的には個人の判断でということになります。
Yahoo Japan 同じことをしてみました。
Google出調べたときにヒットしたサイトの8番目と10番目が入れ替わっていただけで同じでした。よって結果は一緒
Google USAではどうか?
まず[acne]で調べてみました。10ヒット中1件が「acne]というファッションブランドでしたが、残り9件はきちんと標準的な治療薬が説明されていました。
[acne]は医学用語でもあるので、[pimple]というニキビを指す言葉で調べてみました。[acne]で調べた時とヒットするサイトがガラリの変わります。日本語サイトで「にきび」で調べたのと少し似た感じになります。
google日本で「ざ瘡」(ざそう:ニキビの医学用語」で検索すると、「にきび」で調べたときと全く異なり、ほとんど医療機関や公的なサイトが占めるようになります。
政治経済を含め、医療でも、英語や専門用語を知らないと、検索では重要なサイトにたどり着くのは難しいようです。
公的機関からの発信にもう少し工夫が必要なのかもしれません。
・・・・疲れた。

「インターネットで正しい医学情報を探すには?(2)」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    専門家が専門の記事を見てもなかなか真偽の見分けがむずかしいのですから、子供のグーグル検索はもっと難しいのでしょう。某絵画クラブの100年記念誌の編集会議でも現役の大学生でも安易なネット検索で得た記事からの引用で一般的でない史実の評価をしていたようなことが何回かありました。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    NRさん、ありがとうございます。商業的なものであれば、まだ見分けやすいかもしれませんが、善意で書かれている学術的なことや歴史などは信憑性の評価が難しいですね。自分のブログについてもそうですが。

  3. SECRET: 0
    PASS: 6a482ccb5aec61731b772a0bd3d4ad2f
    ども!いよいよ生ハムの季節ですね。いつもは国産豚使ってますが、今年は外国産にしようかと・・・新鮮なのが手に入るか。このことろやたら忙しく、生ハムの仕込みまで手が回っていません。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今年は昨年の倍量で挑戦してみました。お肉屋さんの店主から「幸運を祈る」と言われました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上へ