子供の膝の裏に10円玉大の丸いぷくっとしたものができた

子どもの膝の裏に10円玉大の丸いふくらみができた
痛くも痒くもない
赤みもない
何か水のようなものがたまっているようだ
ベーカー嚢腫(べーかーのうしゅ、Baker嚢腫、膝窩嚢腫(しつかのうしゅ)かもしれません。
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土曜日の午後2時過ぎに空港について、日曜日の午後2時過ぎの飛行機に乗りました。
短い滞在でした。遠くに日高連峰が見えました。


ベーカー嚢腫は、関節液が漏れ出して皮膚の下にたまった状態のようです(すいません。自信がありません)。中年以後の関節炎がある方にできることが多いようですが、子供にも時々みられます。実はこの病名は今まで全く知りませんでした。最近後輩に教えてもらったのです。
ネットでいろいろ調べてみたのですが、いまひとつはっきりしませんでした。日本語の教科書をあたればいいのですが、教科書はネット上に公開されることは稀で、かつ、この病気は整形外科の領域なので英語論文を探してみました。
見つけたのはこれこれでした。
まず、特に病気のない15歳以下の168例を診察したところ4名にベーカー嚢腫がみつかったとのことです。2.4%ですね。結構ありふれた症状なんでしょうかね。
また、過去に病院にこの症状でかかった小児の調査では、3割ぐらいの方に関リウマチや関節の過伸展があったとのことです。ただし、病院にかかるということは、それなりになんらかの困った症状があるということなので、症状のない方の3割に隠れた病気があると考えてはいけません。
そこで、膝の裏に水がたまったときはどうしたらよいか? 整形外科の先生にみてもらいましょう。参考にした論文ではエコーをやったほうがいいと書いてありました。MRIのほうが関節とのつながりがよくわかるようでうが、小さな子供すべてににはなかなか行いにくい感じがします。
私の空想:子供は体が柔らかい(関節が柔らかい)ので、なりやすいのでしょうか?
整形外科医ではないのでよくわかりません。すいません。

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