パシフィコ横浜で開かれている日本癌治療学会に来ています。癌の治療に関わる医療者が科を超えて集まる大きな学会です。
気持ちの良い朝です。秋晴れです。釣りをする人もちらほら。うらやましい。
今回の記事とは関係ありません。先週末は汐留で都会の朝焼けを見ました。「行楽日和です」というニュースコメントが恨めしかった。
月: 2012年10月
弥生人が持ってきたもの(2)
感染症の伝播から予測した人類の大移動シリーズ(?)の続きです。
弥生人は稲作の方法を日本にもたらしました。でも皮肉なことにお酒を飲めない体質(中国あたりにたどり着いた頃に遺伝子が変異して飲めない体質になったようです。極東アジアにしかない変異です)になっていました。
他には、ベーチェット病になりやすい素因なども弥生人が持つ特徴のようです。縄文人が持っていたのは小柳原田病というメラノサイトに反応する自己免疫疾患やHTLV-1というウイルスです。
今回は、弥生人が持って来たであろうと言われている結核について。
関連記事
B型肝炎と人類(サル?)の大移動ハンセン病はどこから来た?
ウイルスと人類の大移動
縄文人が持ってきたもの
弥生人が持ってきたもの
ヒマワリ収穫、最後のミニトマトときゅうり
一本だけ自生した野沢菜
アナフィラキシーでERに運ばれた方の原因は?
前の記事を書くためにネットで調べていたら、次の論文を見つけました。山形県という地域特性もあるでしょうが、1つの例として興味があったので勝手に紹介させてもらうことにしました。都会のERではまた違った比率になるかもしれません。
塩谷信喜先生ほか(岩手県高度救命救急センター) による論文「当センターにおけるアナフィラキシー302例の検討」
今週末は新宿にいます。月に1-2度は東京に来ているのですが、泊まったホテルのエレベーターから初めてスカイツリーを見ました。
日本橋に家族の5/7集合。穴子をいただきました。