4-5歳までの子供の手の平や足の裏に赤い小さいブツブツができて、白い水ぶくれになる。水疱が3-4㎜程度に育つ?と(特に手の平では)皮膚の(指紋の)しわの方向に長軸を合わせた楕円形になる。口の中にも同じようなブツブツと水ぶくれができている。自分の口で症状を話せる場合はピリピリと痛む、などという。子供は元気で特に問題なく治ってしまう。・・・これが“よくある”手足口病(エンテロウイルス71、コクサッキーウイルスA16)でした。
でも、2010年頃から、高い熱が出てから1-2日後に体や腕や脚などの広い範囲(全身)にもブツブツガ出る、水ぶくれが大きい(1㎝ぐらいになる)、喉の奥の方までぶつぶつができるので喉の痛みが強い、治ってから1-2ヶ月後に爪に横線が入る、などの激しい症状を示すタイプ(コクサッキーA6型)が流行るようになりました。今年も患者さんが多数出ています。
2017年8月17日(昨日)、国立感染症研究所のHPに最新の動向がUPされましたので、最新データをにらんでみました。
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