髪の毛に問題がおきて皮膚科を受診する患者さんは少なくありません。このブログでも何度か取りげてきましたが、今回は関連記事の再掲と皮膚の表面を偏光レンズで拡大して観察する方法、ダーモスコピー(次の記事で)を脱毛している部分で観察するととても診断に役立つ、ということを書きます。
まず、これまでの関連記事から 検索全体のまとめはココ
・男性型脱毛(だんせいがただつもう、若はげ、わかはげ)にまつわるウソ(12年前の記事)・・・現在も何んとなく言われている伝説を利用した宣伝は少なくないですね・・・「なんとなく言われている・・自分もなんとなくそう思っている」というところを突くのが上手です。
・男性型脱毛(だんせいがただつもう、若はげ、わかはげ)に効果がある程度証明されている治療法(12年前の記事:価格の変動や新規の薬などが記載されておりません。少し現在と異なっている部分があります)
・お薬による脱毛・・・原因となっていても、変更しにくいお薬もけっこうあります。
・円形脱毛症の治療・・・かぶれさせて治す・・・今でもよく使います(保険が通っていないので医師と患者さんの間でPL法に抵触します。きちんとして説明同意を得て行う必要があります。自費です。病院によって異なりますが私の知る範囲では2000円から3000円ぐらいの設定が多いと思います)。