暑いです。感染症が多くなる時期です。子どもにできる夏の感染症の代表格といえば、とびひ(伝染性膿痂疹:でんせんせいのうかしん)でしょうか。本当によくある皮膚病なので、このブログでも過去に何回か書いているだろうと思って検索してみたらたった1回だけしか書いていませんでした。
鼻の穴の出口周辺がじくじくしてきた(とびひ)
昨日、帝京大学皮膚科教授の渡辺先生の講演を聞きました。皮膚の感染症がテーマでした。大変勉強になりました。そういえばトビヒについて、最近勉強していないことに気づきましたので、渡辺先生の講演内容(記載内容に不正確な点があれば私の責任です)+個人的な考えをまとめてみます。
とびひの治療は何がよいのか?
アサガオもそろそろ終わりでしょうか
グリーンカーテンに全く間に合わなかったパッションフルーツ 実もなし 何のために育てているのか?
コスモス見る向日葵 夏が行きます
カテゴリー: よくある皮膚の病気
あせも?脇や胸の下や足の付け根の皮膚くっつくところが赤くなってきた
サンオイルって何が入っているんだ?
毎年恒例の医学部山岳部が開設している夏限定高地診療所(お山の診療所)に行ってきました。初めて連れていってもらったのが1991年です。数年ほど中断がありましたが、ここ10年ぐらいはほぼ毎年登っています。今回の登山中のよもやま話で「日焼け用オイルって何が入っているんだ?」という質問がでました。そういえばサンスクリーン剤についてはこのブログでも何回か記事にしてますが、日に焼くための製品については調べたことがありません。
そこで、今回のネタは、サンオイル(サンタンオイル、日焼け用オイル)についてです。
関連記事:肌は白いほうがよいのか?黒いほうがよいのか?
朝焼けです
オンタケ、ノリクラ方面 渓谷を流れるは梓川(上高地方面)
遠くに富士山
診療所の布団を干しました
糖尿病で腎臓が悪い方の背中に痒いブツブツがたくさんでてきた
糖尿病の方にはいろいろな皮膚症状が出ます。
そんなによくある病気ではありませんが、長い期間糖尿病にかかっていて、腎臓も悪い、透析をしているような状態の方の背中や腕に5-8mmぐらいで、非常にかゆい赤黒いぶつぶつがたくさん出てくることがあります。よくみるとそのブツブツの中心には黒っぽいかさぶたがついています。大きいぶつぶつではアンパンの中心に桜の花を埋め込んだような形をしています。
穿孔性皮膚症(せんこうせいひふしょう。蛇行性穿孔性弾力線維症(だこうせいせんこうせいだんりょくせんいしょう)Perforating dermatosis、perforating collagenosis)かもしれません。
関連記事:首の後ろから背中にかけてパンパンに固くなってきた。全体的に少し赤い。糖尿病ないですか?
コリアンダーとカメムシ
オレガノの花が咲いた
朝顔にバッタ
みずいぼ取りの時の痛みを軽くするための麻酔テープが保険適用になった
昨日同僚より教えてもらいました。
みずいぼ(ミズイボ、水いぼ)(伝染性軟属腫:でんせんせいなんぞくしゅ)は小学校低学年までによくできるウイルス感染症です。プールが始まるこの時期になると、病院で取ってもらってくるように言われたり、ご両親が心配して事前に連れて来られることが多くなります。つまんで取りますから痛いですし、血も出ます。病院や白衣がいっきにきらいになります。
イボをとるときの痛みを軽くするテープが今月保険適用になりました。
関連記事
みずいぼはいつになったらできなくなるのか?
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炉を新装
きゅうりがなり始めた
Black berry
項(うなじ)に赤いあざがある
70歳前後の方の項(うなじ:後頭部)の髪の毛をかき分けたときに、ぽわーと赤くなっているのに気づいたということで、相談されたことがありました。赤いアザです。ウンナ母斑といい、多くの赤ちやんにあるアザですが、ほとんどは自然に消えてしまうと習いました。
「赤ちゃんのころからあったはずだよ。消えなかったんだね。」。でも、ご本人は若い時には気づかなかったと言います。
「70年間気付かずにいたんだね。見えにくいところだからね。」と説明したことがあります。実はまちがっていました。
一度消え、また現れるアザ: 東京医大皮膚科の三橋先生の論文より
関連記事:赤ちゃんに黒いアザがある。
路地に生えるイチゴ。今年はなぜか甘いがけっこうナメクジに食べられてます。泥とナメクジ予防(になるか?)の牡蠣ガラ。
いろいろな虫が出てきました アスパラガスの花になにかの幼虫
今年も山椒にアゲハの幼虫
木いちごにヒメウラナミジャノメ
日焼けどめ サンスクリーン剤 2012
今日は久々にカラッと晴れて、ちょっと寒いけど良い天気でした。
日差しが強くてピリピリします。
季節ネタで毎年書いてますが、「日焼け止め」、サンスクリーン剤について。
サンスクリーン剤にはSPF値というのがついてます。たとえばSPFが30というのは、単純にいうと塗らない時に比べて30倍日焼けしにくくなる、という意味です。30分で日焼けする方は15時間まで伸ばせるということになります。
でも、日に焼けるのはだいたい10時から午後3時ごろまでの5時間ほどですし、防水でない場合は2時間弱で落ちてしまうので、結局は2時間ほどで塗り直しが必要になります。SPFが30なんて必要ないんじじゃないだろうか?なんて私も昔は思ってました。でもこのSPF値には注意が必要です。
青葉
2シーズンぶりの川 万水川 新艇セビラーSK200DS
蓼川
犀川へ 防水ではないSPF50のサンスクリーン剤(吸収剤)を使用しましたが、こまめに塗ればある程度効果はあるようです
核家族と帯状疱疹
帯状疱疹は非常にありふれた病気です。
一生の間に6人に1人はなる、と言われていました。
Medical Tribuneという医学関係のタブロイド判に日本ワクチン学会の記事が出ていました。
関連記事:帯状疱疹の痛みに対する治療は?
数日前に桜が満開になりました。すぐ散ってしまいました。
イチゴの花が咲き始めました。
今年は寒さが長引きましたが、良い季節はしっかりやってきました。
焚き火と根室産コマイとエピガスランタンと赤ワイン
おすすめ
足の裏のタコは医学用語では胼胝(べんち)と呼びます。
このブログでも何度か取り上げたことがありますが、けっこう困っている方がいます。
かなり厚くなっている方は削りますが、すぐ元にもどってしまいます。必要があって硬くなっているからです。
膝や腰、片方の脚が悪いなどの原因により、体重が一箇所に集中している部分が固くなるわけです。靴や履き方に問題がある方もいます。しかし、バランスの異常は治しにくいですね。その場合は靴や中敷を変えたり、クッション材を皮膚側に貼ったりします。ホームセンターの傷絆創膏のコーナーなどにドーナツ型のスポンジでできたシールが売ってますが、全体的に薄いことと、多くの製品は中の穴が小さすぎてタコ全体をカバーできず、あまり効果的でないものも多い感じがします。
おすすめは、クリアジェルクッション 魚の目用、という製品です。あまり出回っていない?ので、近くの薬局やホームセンターで手に入れるのが難しい場合があります。出張先の病院の売店等にお願いして入れてもらったこともありますが、あまり売れないと迷惑をかけてしまいます。
AMAZONで売ってました。送料も無料なようです(購入時は各自の責任でご確認ください)。700-800円の製品ですから送料がかかると割高になってしまいます。
1cm程度のタコには6枚入りこちらを
3-4cmの大きいタコには底まめ用(1枚入り)がよいと思います。
上記製品と利害関係はありません(為念)
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タコにおすすめのクッション剤
外反母趾とタコ
当地はやっと桜が満開になりました。北国のように梅も桜もそのほかの花もいっきに開花です。
庭のアスパラも出始めました。
野沢菜の花も咲きました。
やっぱり食べちゃいます。毎年ワンパターンですが、この時期はやはりこの写真を。
子供の膝の裏に10円玉大の丸いぷくっとしたものができた
子どもの膝の裏に10円玉大の丸いふくらみができた
痛くも痒くもない
赤みもない
何か水のようなものがたまっているようだ
ベーカー嚢腫(べーかーのうしゅ、Baker嚢腫、膝窩嚢腫(しつかのうしゅ)かもしれません。
関連記事:
手首に丸いしこりができた。水がたまっているようだ(ガングリオン)
肘や足首に水がたまったような袋ができた(滑液包)
土日で札幌に行ってきました。札幌に行くと、いつも”帰ってきた”という感じがします。
大通公園 道路の雪が溶けたばかりとのことでした。気持ちのよい天気でした。
土曜日の午後2時過ぎに空港について、日曜日の午後2時過ぎの飛行機に乗りました。
短い滞在でした。遠くに日高連峰が見えました。