手足に膿疱(のうほう)がたくさんできた

手足に膿疱(のうほう)がたくさんできた

手の平や足の裏に小さい膿(うみ)がたくさんできてきた。

考える病気は次の4つ・・・・

関連記事:手の平に水疱がたくさんできた

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すねの傷が治らない

すねの傷が治らない

すね(下腿)に赤い湿疹のようなものができて、しばらくするとジクジクした傷ができ、それが拡大してコイン大の潰瘍になって治らない。こんな患者さんが少なくありません。考えられる病気は次の2つ。

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ぶつけた記憶もないのに、腕にあざができた

ぶつけた記憶もないのに、腕にあざができた

特にぶつけた記憶もないのに、腕や手の甲に紫色のあざが突然できることがあります。皮膚の下で血管から出血したあざです。びっくりして受診される方がいます。でも、お年寄りであれば、たいていは心配いりません。

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お尻の穴が痒い

お尻の穴のまわりが痒い お尻の穴やそのまわりを痒がって受診される患者さんは少なくありません。相談するにも部位が部位ですから、我慢を重ねてから意を決して受診されたと思われる患者さんもいます。 さて、原因は?病名は?・・・・

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皮膚癌と生体時計と時限爆弾

皮膚癌と生体時計と時限爆弾

乳房外(にゅうぼうがい)パジェット病(癌)という皮膚がんがあります(病という名前がついていますが立派な癌です)。乳房という名前がついている理由は、乳房パジェット病という乳癌の一種が本家だからです。この疾患には変な性質があります。 それは、陰部の乳房外パジェット病と診断された患者さんの腋を調べると、時に片方、稀には両方に乳房外パジェット病の早期病変がみつかることがあるのです。 つまり、生まれてから数十年以上後に癌化するよう目覚まし時計がセットされていたとしか考えられないのです。目覚まし時計というよりは時限爆弾でしょうか。

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蚊に刺された!!なぜ俺だけこんなに腫れるんだ!!

子供の手足にすごく痒い腫れものができた。虫刺されかな?外にも出ていないのに。 これから虫に刺される季節が来ます。蚊などに刺されると痒く盛り上がった赤い発疹ができます。特に子供では、大型で水ぶくれになったり、じくじくした状態になるなど、大人に比べて激しい症状を呈します。また、症状に気づいた日は1日家にいて、外には出なかったと言う患者さんも時々います。また、初めて訪れた場所で虫に刺され、それまでにない激しい症状が起きて皮膚科を受診し、「この土地の虫は毒が強い」と不満をもらした患者さんもいました。 ・・・虫の種類と個人の問題だろうと思っていました・・・ しかし・・・

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戦争と皮膚科

戦争と皮膚科
戦争に勝つためには武器の開発などに莫大な研究費(?)がつぎ込まれます。しかし、開発された(あるいは軍事には応用できなった)技術の中には、身近な生活に活用され、本来軍事目的であったとは思いもよらないものもあります。
たとえば、インターネットやGPSなどがその代表でしょう。医学でも、体の中にできた結石を体外から衝撃波で破砕する装置は、第二次世界大戦でドイツが開発に失敗した潜水艦を破壊することを目的にした技術の発展したものである、などと記載があります。
皮膚科関連ではどうでしょうか。
日焼け止めは、ベトナム戦争で戦う米軍兵のために開発されたのが始まりといわれています。ミズムシの薬もそのようです。また、アルギン酸塩という綿状の製品があります。これで創を覆うと浸出液でゼリー状になる創傷被覆剤です。止血作用もあって非常に優秀な製品で、私も日常的によく使用します。これも、一説には、ヨーロッパ戦線で足りなくなったガーゼの代替品として昆布から作った製品とのことです。
10年程前に私の施設に売りに来た超音波診断装置(エコー)は、A4のノートタイプのモニターと非常に小型のプローブ(体に当てて超音波の発信と受診を行うバーコードの読み取り機のようなもの)からなっていました。そのころ私が使用していたエコーは事務所のコピー機ぐらいの大きさだったため、新しい機械のコンパクトさに驚きました。小型化が成功した理由を聞いたところ、やはり、最近民間に放出された米軍の技術を利用したとのことでした。恐るべし軍事技術。
純粋に医療技術のためだけであれば、軍事ほど予算はつかないでしょう。医学の分野内の研究だけでは、上記のような技術の発展は少し先送りになったかもしれません。ただし、決して軍事関連の研究の意義をたたえる気はありません。ヒトは何を最も優先するのかという疑問が本日のお題を選んだ理由です。

爪を丈夫にするには何を食べたらいいですか?

爪を丈夫にするには
薄くてすぐささくれてしまう爪
何層にも裂けてしまう爪
「爪を丈夫にするには何を食べたらいいですか?」

時々患者さんから質問を受けます。
・・・カルシウムをとりなさい・・・・?
・・・牛乳を飲みなさい・・・・?
・・・バランスのいい食事をしなさい・・・
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爪の根元の白い部分は健康のバロメーター?・・・爪と内臓の病気(2)

爪の根元の白い部分は健康のバロメーター?
爪と内臓の病気(2)

前回の続き・・・・爪の根元はナタデココ
爪の根元に白い部分が三日月状にみられます(みられない場合もあります)。爪半月といいいます。
この白い部分がたくさんあると健康で、見えないと不健康である、というような話を聞いたことはありませんか?

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爪の根元はナタデココ・・・爪と内臓の病気(1)

爪の根元はナタデココ
爪と内臓の病気
また、変な題名をつけてしまった。
爪は身体の部品としては、骨などに次ぐ固い組織です。爪を作る元の部分は爪の付け根から数mm手前の皮膚の下にあります。爪母(そうぼ)といいます。この部分は半透明で柔らかくプリプリしていて、まるでゼリーのようです。とても柔らかいのです。ですからこの部分を強く圧迫したり、爪母の上の皮膚に炎症があると爪が変形してしまいます。
話題変更・・・
爪は健康状態を反映する、とよく言われます。ネットで検索すると、爪の変化とそれに関連する全身の病気について多くのの記事がヒットします。

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