前の記事よりの続き
がん免疫療法の歴史を語るときに、まず出てくるのが1890年代のNYの外科医William Coley先生が行った治療です。
Coley先生が手術だけでは患者を救えないと思ったのは、17歳の少女の腕にできた肉腫の手術をした28歳のときです。少女の名前はElizabeth (“Bessie”) Dashiellといいます。17歳のときに肉腫と診断され、Memorial病院の当時28歳の外科医のColey先生は彼女の腕を1890年の11月に切断しました。しかし病気は再発し、1891年の1月に彼女は18歳の若さで亡くなりました。きちんとした手術をしたにもかかわらず再発して亡くなったことにがっかりしたColey先生は考えます。
参考文献
今年は梅雨明けが遅かったですね。常念乗越から見た空はまさに”夏”でした。今年も夏のデューティーの1つがクリアーできました。